・石清水八幡宮

京都府南部の八幡市にある男山山上
標高123メートルに鎮座する神社です。

八幡宮が全国に広がる一端を担った場所です。


厄除けの神徳でも知られています。

本殿(左写真)は重要文化財に指定されています。


神苑には、
八幡の竹とエジソンの発明が深く関係してることから
エジソンの発明を記念して、
エジソン記念碑が建てられています。

竹の取り持つ縁で
エジソンの故郷オハイオ州マイラン村八幡市
1986年に友好都市となり
盛んな交流が続けられています。



(歴史)

859年、奈良大安寺の僧
行教(ぎょうきょう)が
総本宮、豊前国(現在の大分県)宇佐神宮に詣ったとき
われ都の近くに移座し国家を鎮護せん。
との八幡神の神託をうけたことにより神霊を奉安しました。
(男山は当時の都平安京の裏鬼門に位置する場所です。)

清和天皇の命により
社殿6宇を建立、
860年、3座の神を勧請したのを
創建とします。

男山には古く霊泉を祀り、石清水寺という寺もあったことから
社号を
石清水八幡宮としたそうです。


(御祭神)

誉田別尊(ほんだわけのみこと) 応神天皇
比淘蜷_(ひめおおかみ)
息長帯比賣命(おきながたらしひめのみこと) 神功天皇


(八幡さま)

現在この「八幡さま」は全国に3万から4万はあるといわれています。

全国に普及した大きな要因のひとつとして
源氏一門の隆昌にともなう
八幡さまの武神信仰があげられます。

その始まりとして
源義家が7歳のときこの石清水八幡宮において元服
名前を「
八幡太郎義家」としたことが挙げられます。

そして義家から数えて5代目の源頼朝が
鎌倉に鶴岡八幡宮を造営し
八幡さまを
源氏の氏神として祀りました。

そこから言わずと知れた
源氏の隆昌が始まり
ともに八幡宮も全国へと広がっていきました。

本宮であるこの石清水八幡宮は
源頼朝はもちろん
足利義満、徳川家康などにも
その後、崇敬をうけたそうです。

ちなみに八幡宮は
今日でも朝廷の祖神を祀る{太祖」、伊勢神宮に次ぐ
天下第二の「宗廟」とされ、皇室の篤い崇敬をうけています。
天皇・上皇の行幸・御幸は979年以来250回を超えるそうです。


(エジソンと八幡竹)

エジソンは白熱電球の研究をしていました。

そして1879年、木綿糸を高熱処理したフィラメントを用いて、
白熱電球を40時間点灯させ世界を驚かせました。

しかし、それでもエジソンは満足せず
新たなフィラメントの材料を探しているとき
たまたま机の上にあった
パルメットヤシの団扇に使用されている竹をテストし
思わぬ成果を得たことにより
世界各国の竹探しを始めました。

そして
翌1880年、エジソンが派遣した探険家の一人ムーアが
京都府知事に薦められた
八幡竹を採取し
エジソンに送ったところ
なんと白熱電球は1000時間も輝き続けました。

そしてその後
八幡竹フィラメントは世界で実用化され
10年後セルロースのフィラメントが誕生するまで
輝き続けたそうです。

この八幡竹は、日のあたらない谷間に生育することによって
繊維の密度が濃く強靭なことから
日本でも色々なものに使用され
非常に質のよい竹だそうです。
その特性がフィラメントととしての性能に
非常にマッチしたものと思われます。


(一言)

アクセス方法はケーブルカー、
長い石段をひたすら登る、車で山上までの3種ですが、
車で山上までコースは地元の人間でもない限り
かなりみつけるのが困難かと思います。
しかも道も細く、駐車場もそんなに広くないです。

普通に駅前の駐車場に止めて
歩くかケーブルカーで行くのが無難です。
その方が情緒もあります。


アクセス:
京阪「八幡」駅からケーブル数分
徒歩30分

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